終焉
終焉
----或いは稚拙な言葉で形成される、愛。
 
 
 
何も見えない暗闇の中で
 
私は何処に向かうのか
 
永久に貴方の傍にと
 
そう思っていた日々は
 
突然の終焉を迎えるのか
 
いつかは笑顔になれる
 
そう私は信じてきた
 
それは目の前で崩された
 
 
貴方の色が消える
 
貴方の笑顔が消える
 
貴方の光が消える
 
それは私の灯火の終わりか
 
貴方の灯火の終わりか
 
いずれ悲しむのだろう
 
誰かの死を
 
その前に私が死ぬのか
 
涙さえない人生を変えた貴方を
 
私は離さない
 
 
 
 
(世界の終焉より
 
貴方を選ぶ私は
 
愚か者にもなれない)