どうか君に届けばいい もどかしくて泣き出しそう
地平線の向こう側指して 枠に収めました
君は冬が嫌いなのかい? 震える手を伸ばしたんだ
垂れてきては問いかけた雫 冷えて固まったね
何ヶ月経ってもまだ 近づかない距離 白紙
掻き鳴らした弦がプチン 修復に出したきり 戻らず
眩暈と"無理"を奪っていく 届かない僕と晏(あん)な音楽
手に取る瞬間泣き崩れた 君の必死なメッセージ
空論に今絆されては 履き違えた眠り姫に
背中向けて「ごめんね」伝えた 街の明かりは赤
互いに一方通行 散らした花びらは沢山
伝えられない、でも触れたいよ 守れない世界が嘲笑う
怖くて散々後戻って 今更何を言えばいいんだよ?
的中してるのにイラつき 箱庭を叩き割った
どうか君に届けばいい あーだこーだ言わないでよ
沈んだ世界浮かせるの 僕だけでいい アメ、モドカシイ
眩暈と"無理"を奪っていく 届かない僕と暗(あん)な音楽
手に取る瞬間泣き崩れた 君の必死なメッセージ
来ないよ、いない。 望んだように 諦めて君に手を振り返す
引き止める声を待ちながらも ゆっくり一歩を踏み出した