ルネサンス
「renaissance」
・・・・・・フランス語で「再生」という意。
 
ルネサンス、甘い響きだと思う。その内容を知らずとも、「ああ」と思うような。
私も世界史で学んだくらいだ。ただ少しの知識。ダンテやペトラルカやボカッチオ、チョーサーやエラスムス。トマス=モアにラブレー、シェークスピアときたもんだ。無論読んだことなどこれっぽっちもない。
どうしてこんなことを思い出したのか?
「再生」という言葉に魅力を感じたから。日本語では「文芸復興」などとも表現するが、「復興」より「再生」のほうが美しく聞こえないだろうか。14世紀から16世紀にかけてヨーロッパ全体に広まった文化上の革新運動。
 
どこまでも広がる世界を描いただろう。自由を求めたろう。個性を羽ばたかせたろう。
では、現代の私たちもどこまでも広がる世界を求めなくてどうするのか。ちょっとの小石につまずいて、立ち上げれぬなど、彼らに顔向けできないだろう。紙飛行機でも、この大空に飛ばしてみたらどうか。私にはなにか見えそうな気がする。
 
「再生」とは、死にかかったものが生き返ることという意味らしい。
「復興」とは、再び盛んになる・再び起こることという意味らしい。
その違いはなんなのだろうか。私にはよくわからないようだ。でも、私には「再生」のほうが力強く感じられるのだ。
盛者必衰、再び盛んになった後は再び衰える。しかし、生き返れば長く生きられる、そんなイメージがある。だから、人は再生を望むのだろう。それは今も昔も変わらないと思う。
 
 
「高いところ」なのか「遠いところ」なのか知らないけれど・・・・・・
私の好きな人の好きな言葉。どこだって良いのだと思う。それが今の位置より質(クォリティ)が高ければ。実際の位置など関係ない。
今の場所では飽き足らず、もっともっとを望む。それは自分個人のためではなく、皆のために。それが「再生」の本当の意味なのか。